手作りバックの本というと、本の支持層からすると圧倒的に女性で、女性目線のかわいいバックが中心となりますが、このメンズライクなトートバッグは男性でも持てるバックがメインになっています。
旦那さんや息子に持たせたい手作りバックを作ってみませんか?
苦戦する…
これが中々苦戦しました。
普段は自分で設計して、工程も設計しながら頭に入れるので、他人が書いた設計図と工程を見ながら作るとかなり時間がかかってしまいます。
結論から言うと、形を見たら複雑な物でも自分で設計し直した方が早いということに。
本は自分の引き出しを増やす物として扱った方が良いのか?と真剣に悩みましたよ…。
『メンズライクなトートバッグ&ポーチ』はカラーで写真で工程を説明しているバッグは大丈夫そうです。
問題はそれ以外のバッグ。
手書きの絵と説明で書かれており、工程が端折られていたりするので不親切な部分が多かったです。
https://www.instagram.com/p/BfJAJeJgTbI/
ピクニックバッグで抜けていた工程
今回作ったピクニックバッグも、カラー写真と工程を比較すると、抜けている工程がありました。
これをやるのとやらないのとではバッグの強度が変わると思いました。
問題の箇所は、バッグの表袋の部分で、表布とキルティング生地を縫い合わせた後に、キルティング生地側のマチを倒して2段に縫う事です。
その他のポケット
持ち手と本体との繋ぎ目の補強
トートバッグで物が入って重くなることを考えると、どうしても本の工程だけではバッグの強度に不安が残ります。
そこで補強しました。
補強部分のポイントは、持ち手とバッグの縫い付ける部分です。
特に裏の持ち手と本体との繋ぎ部分は、レジャーシートを挟めるように工夫されているのですが、どうしても縫い目が1重だと弱いです。
何重か縫い付けるか、高さを1cmくらいの四角の中に×で縫い付けた方が良いのかなとおもいます。
また表の持ち手と本体との繋ぎ部分も、工程3表袋と裏袋を作りますの表袋の③の持ち手付けた部分と口側に空きがあるので、その部分を高さ2cmの四角の中に×で縫い付けます。
表布とキルティング生地を合わせる時のポイント
表布とキルティング生地を合わせる時に縫い合わせで布が厚くなる部分は3重くらい縫った方が良いです。
1重だと布が浮いて、布の境目に空きが出来てしまいます。
工程が抜けていた部分のきれいな縫い方
上記の工程が抜けていた部分を縫う時は、裏のマチ部分を、表布・持ち手・裏布をキルティング側に倒して、表から縫うと綺麗に縫えます。→何回か試行錯誤しました💧
ポケットの上部は端縫い
また脇外ポケット、蓋のポケット、前外ポケット、後ろ外ポケットは、本体に縫い付ける前に上になる部分だけ端を縫いました。
まとめ
使う人のことを考えたら、少しでも長く使って欲しいので、丈夫に作った方が良いと思うんですよね。
今回は人にあげる物を作ったので、どうしてもきれいに作りたいという思いから、全てしつけ糸でズレないように仮止めしてからミシンで縫いました。
クローバーの仮止めハサミ持ってます。
でも、縫う時にズレてしまうんですよね。
ちなみに待ち針もズレちゃう…。
布が薄ければ良いのでしょうが、それなりに厚いとズレちゃうんですよね。
しつけ糸で仮止めする時は、座布団の上に置いて針を垂直に刺して1針1針縫ってます。
仮止めして縫っては糸を取り…の繰り返しで、物凄く工数かかりました😅
完璧主義なんですよね。。
きれいにならないと気が済まない…
これはWeb制作の設計から作成までそうだったので、完全に職業病です💧